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ある韓国人外交官が明かした「文在寅政権と外交部の意思不疎通」 / 한국인 외교관이 밝힌 "문재인 정권과 외교부의 의사의 소통"

by 체커 2019. 9. 17.
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관련링크 : ある韓国人外交官が明かした「文在寅政権と外交部の意思不疎通」

 

韓国は、9月12日から15日まで、「秋夕」(チュソク=旧盆)の4連休だった。この休みを利用して、旧知の韓国の外交関係者に、じっくり話を聞いた。

文在寅政権の内部で、いったい何が起こっているのか。文在寅政権は、最悪と言われる対日関係をどうしようとしているのか。青瓦台(韓国大統領府)と外交部の関係は、いったいどうなっているのかーー。

以下、韓国の外交関係者が、胸の内を明かした一問一答である。

「タマネギ男」強硬任命の背景

――秋夕の連休、韓国の外交担当者たちは、ゆっくり休めているのか? 

「秋夕でもオフィスに電気がついているのは、権力闘争に明け暮れている青瓦台、法務部、大検察庁くらいのものだろう。われわれは幸い、何の権力も持っていないので、久々の休暇を満喫している。その間、青瓦台から命令が降ってこないので、すがすがしい気持ちでいる」

――9月9日、文在寅大統領は、「タマネギ男」こと曹国(チョ・グク)ソウル大学法学部教授を、法務長官に任命した。剥いても剥いても疑惑が出てくるから「タマネギ男」と呼ばれ、このニックネームは日本でもすっかり定着した。曹国氏の法務長官任命について、どう捉えているか? 

「曹国氏が9月3日、11時間近くも記者会見を開いたり、6日に足かけ14時間に及ぶ国会の聴聞会を開いたりしている頃、われわれのオフィスでも、『彼は任命されるだろうか? 』と話題になっていた。

だが実際には、私も含めて(韓国の)外交官たちは、誰もが内心、『文大統領は任命を強行するに違いない』と確信していた。それは、これまで2年4ヵ月の間、われわれは常に、青瓦台の強引な手法に従わされてきたからだ。

結果は、やはり文在寅大統領は、9日に曹国氏を強硬任命した。その際、『深く悩んだ末に決断した』と述べていた。その映像を見て、『そんなはずはないだろう』と思った。『深く悩んだ』のは、曹国氏を任命するかしないかではなくて、任命するにあたって、どんな言い訳をつけるかだったのではないか」

――日本から見ていると、あれだけ多くの疑惑を抱え、妻が在宅起訴までされている人物が、法務長官(法相)に任命されること自体が信じられない。ソウルでは、納得して受けとめられているのか?
 
「われわれのオフィスでも、正直言って、『それはないだろう』と考えている官僚が多い。口では言わなくても、ソウルの官庁街にはそういったムードが漂っている。

だが、よく考えてみてほしい。現在、曹国新法務長官について言われていることはすべて、あくまで『疑惑』であって、確定した犯罪ではない。

では確定した犯罪は、誰によって定められるかと言えば、裁判所だ。だが裁判所は現在、文在寅政権が完全に掌握している。

裁判所に被疑者を持って行くのは、検察だ。だが文在寅政権は、『検察改革』を掲げて、徹底的に検察を弱体化させようとしている。

そうなると、曹国法務長官の疑惑は裁かれるだろうか? むしろ、すべての疑惑に『無罪判決』が下されて、曹国長官が『疑惑はすべて晴れた』と、胸を張る日を迎えるのではないか」

官僚にとっても理解不能な政権

――そうなると文在寅大統領が、自らの後継者として曹国長官を、次期大統領候補に推すということも考えられるか?
 
「それは、十分にあり得るだろう。『悪の検察を叩きのめした正義の法務長官』として、与党・共に民主党の公認大統領候補に押し立てていくという流れだ。われわれ韓国社会は、熱しやすく冷めやすいところがあるから、2年経ったらもう『タマネギ男』などと言わなくなっているかもしれない」

――それでも、あの「タマネギ男」が次期大統領候補など、日本から見ていると、とうてい理解不能だ。

「もちろん私も、個人的には理解不能だ。だが文在寅政権には、日々仕えていて実感しているが、正直言って理解不能なところがある政権なのだ。

例えば、ある外交政策について、われわれが青瓦台から『提案を出すように』と指令を受けたとする。するとわれわれは習慣として、最低二つの案を持参する。『A案がベストと思います。なぜなら……だからです。しかし、もしA案がお気に召さなければ、B案という選択肢もあります。その際には……という展開になります』。こんな調子で、青瓦台へ行ってプレゼンテーションを行う。

だが、結果はどうなるか? 思いもよらないC案が青瓦台から降ってきて、『これでやってくれ』となるのだ。そのC案とは、われわれが内部で『最悪のケース』として、絶対に青瓦台に上げなかったような類いのものだ。そんなことが、この2年あまりで、もう何度も起こっているのだ」

――日本でも、「政治主導」を掲げた民主党政権時代(2009年~2012年)に、似たようなことがあった。だがそんな状態になると、官僚たちはリスクを回避するため、サボタージュに走るようになる。

「いまの韓国も同様だ。われわれも、これは国益になると思ってやった行動が非難されたりするため、自ら積極的に動くことがなくなった。青瓦台から降ってくる、韓国の国益になるとはあまり思えないような指令を、黙々とこなす習慣がついてしまった。

だが、こんなことを続けていると、結局、犠牲になるのは韓国の国民だ。本当に、忸怩たる思いだ」

対日外交のエキスパートが…

――具体的に、対日外交について教えてほしい。7月1日、日本が韓国を「ホワイト国」(現在は「グループA」=貿易優遇国)から除外すると発表した。これに対し、韓国は8月23日、日本とのGSOMIA(軍事秘密包括保護協定)を破棄すると通達した。この一連の流れを、ソウルはどう捉えていたのか?
 
「まず、『ホワイト国からの除外』については、青天の霹靂だった。その前週に大阪G20(主要国・地域)サミットが開かれ、文在寅大統領と安倍晋三首相との韓日首脳会談は実現しなかったけれども、安倍首相は自由貿易の拡大を謳っていたからだ。われわれは『日本からの真珠湾攻撃』とも呼んだ。

だが、そうだからといって、日本とのGSOMIA終了(破棄)に関しては、外交部も国防部も、強く反対した。なぜなら、同盟国であるアメリカの強い反発が予想されたからだ。在韓米軍が実質的に韓国を防衛している中で、『正面からアメリカに逆らう』という選択肢は、考えられなかった。

ところが文在寅大統領は、8月22日に開いた国家安全保障会議(NSC)で、一刀両断のもとに『日本とのGSOMIAを終了させる』と決断してしまった。康京和(カン・ギョンファ)外相は、北京からソウルに帰る途上にあり、文大統領の意向を、まったく知らされていなかったのだ」

――その後、アメリカは予想通り、猛反発した。すると8月28日、韓国外交部の趙世暎(チョ・セヨン)第一次官が、ハリー・ハリス駐韓アメリカ大使を外交部に呼び、「失望したと言うのを自制してほしい」と叱りつけた。

この光景には驚いた。ハリス大使は、前インド太平洋軍司令官で、米韓同盟の重要性を誰よりも深く理解している人物だからだ。日韓のGSOMIA破棄によって、在韓米軍の生命と安全の脅威が増すのだから、アメリカが「失望した」と反発するのは、しごく当然のことではないのか。

「私も個人的には、同感だ。あの時、趙世暎第一次官が、外交部で思い詰めたような表情をしていたのが印象的だった。

趙世暎氏は、対日外交のエキスパートだったが、東北アジア局長を経て、2013年に外交部を退職していた。そんなOBを、文在寅政権が今年5月23日に突然、第一次官に抜擢したのだ。

趙次官は、外交部内では人望の厚い良心的な外交官として知られ、いつかは第一次官になってほしいと、願っていた部下は多かった。だが、いろんな事情から出世の道を閉ざされ、自ら辞職した。

文在寅政権は、東京にも北京にも勤務経験があり、アジア外交の専門家である趙氏を引っ張り出し、アメリカや日本に屈しない外交を求めたのだ。趙氏の豊富な経験からアドバイスをもらうのではなく、趙氏に青瓦台の意向を押し付けるための抜擢だった。

だから趙氏は、最悪の時期に第一次官になってしまったと言える。外交部内では、正直言って憐みの視線で見ている人が多い」

日韓関係は好転するか

――8月27日、李洛淵(イ・ナギョン)首相は、政府・与党・青瓦台高官が出席する会議で、「日本政府が不当な措置を原状に戻せば、GSOMIAを再検討できると考える」と述べた。すなわち、貿易問題と安保問題をセットにして解決しようという案だ。

この案について、安倍政権の幹部に質したら、「それを言うなら、歴史問題(徴用工問題)と貿易問題と安保問題の3セットだ。もともとの日韓関係悪化の原因は、徴用工問題なのだから、そこを含めない限り話にならない」と答えた。

「徴用工問題は、文在寅大統領と曹国法務長官にとって、反日の原点だ。それは、朴槿恵前大統領にとって、慰安婦問題が反日の原点だったのと同じだ。

慰安婦問題は、当時のオバマ政権が仲介する形で、2015年末に韓日合意が結ばれた。だが現在のドナルド・トランプ政権は、韓国と日本の仲介に汗をかこうという政権ではない。そのため、文政権は今後ますます、徴用工問題を声高に叫ぶようになるだろう。

加えて言えば、青瓦台は、徴用工問題とホワイト国の問題を、結びつけて考えてはいない。日本が韓国をホワイト国から除外したのは、このところ韓国の産業が伸長著しいので、それを叩くために意地悪したと捉えている。ちょうどトランプ大統領が、伸長著しい中国を貿易で叩いているようなものだ。そのため、貿易問題を徴用工問題と結びつけるという発想自体がない」

――日本では10月22日、新天皇の即位礼正殿の儀が行われ、各国の首脳が列席する。韓国からは、李洛淵首相が来日すると、日本側は見込んでいる。李首相は、かつて『東亜日報』の東京特派員を務めた経験もあり、知日派として知られる。この時が、日韓関係が好転する転機となることはないか?
 
「10月のその件について、まだ青瓦台からの正式な決定は下りていないが、われわれはむしろ、悲観的に考えている。李首相は、日本側と胸襟を開いて真摯に話し合うよりも、むしろ日本側に強気に出て、韓国国内での人気取りを狙うのではないか。

同じ次期大統領候補として、曹国法務長官に強いライバル心を見せているのが、李首相だ。10月の日本訪問が実現したら、自分の存在を韓国国内でアピールできる貴重なパフォーマンスの場と考えるだろう。個人的には、李首相が次期大統領になることはないと見ているが、本人が野心満々なのは感じている」

文在寅政権のホンネ

――そもそも文在寅政権は、なぜそこまで「反日」を貫くのか?

 

「いまの青瓦台の人々が見ているのは、一にも二にも北朝鮮だ。朝鮮戦争の休戦協定以降、66年も続いている南北の対立を、一刻も早く終わらせたい。彼らにとっては、アメリカとの同盟よりも、北朝鮮の同胞の方が大事なのだ。昨年9月に文在寅大統領が、平壌のメーデースタジアムで15万人の平壌市民の前で演説したのは、文在寅外交のハイライトと言ってよいだろう。

その北朝鮮との友好親善を考えた時、南と北で共有できるのが、日帝36年の植民地の屈辱を、共に味わったということだ。だから今年3月1日の『3・1独立運動100周年記念式典』を、南北共同で行おうとしたのだ(北朝鮮側が応じず、南北共同開催は実現しなかった)。

重ねて言うが、文在寅大統領以下、青瓦台の人々にとっては、同胞の北朝鮮こそが味方であって、北朝鮮と敵対しているアメリカや日本は敵なのだ。そのため、そもそも日本とのGSOMIAは、今年11月で終了(破棄)したかったし、2年前にアメリカ軍が韓国に配備したTHAAD(終末高高度防衛ミサイル)も撤去したい。それどころか、韓米合同軍事演習を永久にストップし、在韓米軍も撤退させたい。アメリカ軍は韓半島(朝鮮半島)から出て行ってほしいというのがホンネなのだ」

――そうしたことを、本気で実現しようとしているとしたら、いつの日かアメリカは、文在寅政権の転覆を画策するのではないか。

「アメリカがトランプ政権でなければ、そう考えてもおかしくないだろう。だがトランプ大統領は、ホワイトハウスで誰よりも文在寅政権に強硬だったジョン・ボルトン外交安保大統領補佐官を、9月11日にクビにしてしまった。

このニュースを聞いた青瓦台の人々は、歓喜した。今年2月28日に、ハノイで行われた米朝首脳会談が決裂したのは、ボルトン補佐官の強硬姿勢が原因だと見ていただけに、『ボルトン解任はわれわれにとって天啓だ』というわけだ」

――そのような文在寅外交を主導しているのは、外交部ではないのか? 

「外交部は青瓦台から降ってくる指令を、黙々と実行しているにすぎない。重ねて言うが、時には青瓦台から要請を受けて、外交政策の建議をすることもあるが、それらが採用されることは極めて稀だ。青瓦台から、あってはならないような指令が下ることも少なくない」

 

結論はただ一つ

――それでは、青瓦台の中では、誰が外交を主導しているのか? 文在寅大統領が直接、指揮を執っているのか? 

「文在寅大統領は、外交安保分野は、経済と並んで苦手で、自ら主導的には動いていない。それは大統領の若手の部下たちも同様だ。

外交安保分野で文在寅政権の最大のキーパーソンは、文正仁(ムン・ジョンイン)統一外交安保特別補佐官だ。

もともとは金大中大統領が、アメリカ生活が長く左派の思想を持った文正仁・延世大学教授をアドバイザーにして、『包容政策』(太陽政策=対北朝鮮融和策)を推し進めた。2000年の初の南北首脳会談にも同行している。

続く廬武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は、外交安保問題が苦手で、文正仁教授と、世宗研究所のもう一人の専門家を頼っていた。文教授は、2007年の2回目の南北首脳会談にも同行している。

そして現在、文在寅大統領は、外交安保問題を文正仁補佐官に頼り切っている状況だ。9月9日も、文補佐官は高麗大学で講演し、『韓米同盟を活かそうとして南北関係がダメになっている』『南北関係における最大の障害物は国連軍(在韓米軍)司令部』『われわれの基本は韓米関係ではなくて南北関係』……と持論を述べた。学生との質疑応答では、ソウルのアメリカ大使館前でのデモを礼賛するような発言もした」

――文正仁教授には、私も数年前に話を伺ったことがあるが、「金正日総書記に2回会った」と自慢げに話していて、南北の統一を夢見ている感じだった。それは構わないが、周知のように北朝鮮は、最近も短距離ミサイルの実験を繰り返しているし、すでに核保有国である可能性も高い。韓国としても、もっと警戒してしかるべきではないのか。

「その通りだ。国防部も外交部も、文正仁補佐官にはカンカンだ。だがいまの韓国では、『二人の文』(文在寅大統領と文正仁補佐官)は一心同体と言っても過言ではない。すなわち文補佐官の言葉は、文大統領の言葉なので、しぶしぶ従っているような状況だ」

――最後に、日韓関係を好転させるには、どうすればよいのか? 

「結論はただ一つ。2022年5月10日まで、じっと待つことだ。この前日に、文在寅大統領が青瓦台から出ていくことが決まっているからだ。

つまり、文在寅政権が続く限り、韓日関係が好転することはないだろう。せめてこれ以上悪くならないよう、韓国と日本の外交当局者同士が、意思疎通を図っていくことが大事だ」

 

 

[번역 : 파파고]

 

한국은 9월 12일부터 15일까지 "추석" 4일 연휴였다.이번 연휴를 이용해, 구면의 한국의 외교 관계자에게, 차분히 이야기를 들었다.

문재인 정권 내부에서 도대체 무엇이 일어나고 있나.문재인 정권은 최악이라고 불리우는 대일 관계를 어떻게 하는 것일까.청와대와 외교부의 관계는 도대체 어떻게 되어가고 있는가.

다음은 한국 외교관계자들이 속마음을 털어놓은 일문일답이다.

양파남(조국 법무부장관) 강경 임명 배경

-추석 연휴, 한국 외교담당자들은 푹 쉬고 있나? 

추석에도 사무실에 불이 켜진 것은 권력투쟁에 몰두하고 있는 청와대, 법무부, 대검찰청 정도일 것이다.우리는 다행히 아무런 권력도 갖지 않았기 때문에 모처럼의 휴가를 만끽하고 있다.그동안 청와대로부터 명령이 내려오지 않아 시원하다."

― ― 9월 9일 문재인 대통령은 "양파 남자" 조국 서울대 법대 교수를 법무 장관에 임명했다. 벗겨도 벗겨도 의혹이 나오기 때문에 "양파 남자"로 불리며, 이 별명은 일본에서도 완전히 정착됐다.조국씨의 법무장관 임명에 대해서, 어떻게 파악하고 있는가? 

"조국씨가 9월 3일 11시간 가까이 기자 회견을 열고 6일 햇수로 14시간에 걸친 국회 청문회를 열고 있을 때 우리 사무실에서도 『 그는 임명될 것인가?』고 화제가 되고 있었다.

하지만 사실 나도 포함한 (한국의) 외교관들은 누구나 내심 "문 대통령은 임명을 강행할 것 같다"고 확신하고 있었다. 그것은 그동안 2년 4개월 동안 우리는 항상 청와대의 뻔뻔한 기법을 따라왔기 때문이다.

결과는 역시 문재인 대통령은 9일 조국씨를 강경하게 임명했다.그 때, '깊게 고민한 끝에 결단했다'고 했다. 그 영상을 보고 '그럴 리 없겠지'라고 생각했다. '깊게 고민한' 것은 조국씨를 임명할지 말 것인가가 아니라, 임명하는 데 있어서, 어떤 변명을 붙일 것인가였던 것은 아닌가'.

-일본에서 보면 그렇게 많은 의혹을 안고 아내가 불구속 기소까지 당하고 있는 인물이 법무장관(법장관)에 임명된다는 것 자체가 믿기지 않는다.서울에서는, 납득하고 받아들여지고 있는가?
 
"우리 사무실에도 솔직히 "그건 없을 것"이라고 생각하는 관료가 많다.입으로는 말하지 않아도 서울의 관청가에는 그런 분위기가 감돌고 있다.

하지만, 잘 생각해 봐 주었으면 한다. 현재, 조국 신법무장관에 대해 말하는 것은 모두 '의혹'이지, 범죄가 확정된 것은 아니다.

그렇다면 확정된 범죄는 누가 결정할 수 있는가 하면 법원이다. 하지만 법원은 현재 문재인 정권이 완전히 장악하고 있다.

법원에 피의자를 가져가는 것은 검찰이다.하지만 문재인 정권은 『 검찰 개혁 』을 내걸고 철저하게 검찰을 약화시키려 한다.

그렇게 되면 조국법무장관의 의혹은 재판될 것인가? 오히려 모든 의혹에 '무죄판결'이 내려져 조국장관이 '의혹은 다 풀렸다'고 자랑스러운 날을 맞이하지 않을까'

관료로서도 이해할 수 없는 정권

― ― 그렇게 되면 문재인 대통령이 자신의 후계자로서 조국 장관을 차기 대통령 후보로 추대하다는 것도 생각한다?
 
"그것은, 충분히 있을 수 있을 것이다.'악의 검찰을 때린 정의의 법무장관'으로서 여당·모두 민주당의 공천 대통령 후보로 몰아가는 흐름이다.우리 한국 사회는 달기 쉽고 식기 쉬운 곳이 있으니, 2년 지나면 이제 『 양파 남자 』 등과 말하지 않게 되고 있을지도 모른다"

그래도 그 양파남이 차기 대통령 후보 등 일본에서 보면 도무지 이해가 안 된다.

"물론 나도, 개인적으론 이해할 수 없다"하지만 문재인 정권에는 날마다 모시고 있는 절감하고 있지만, 솔직히 이해하기 어려운 부분이 있는 정권이다.

예를 들어 한 외교정책에 대해 우리가 청와대로부터 '제안을 내라'는 지령을 받았다고 한다. 그러자 우리는 습관으로 최소한 두 개의 안을 준비한다. 'A안이 베스트라고 생각합니다. 왜냐하면...그러기때문입니다. 그러나, 만약 A안이 마음에 들지 않는다면, B안이라고 하는 선택사항도 있습니다. 그 때에는 ......이라고 하는 전개가 됩니다.이런 식으로 청와대에 가서 프레젠테이션을 한다.

하지만 결과는 어떻게 될까? 생각지도 못한 C안이 청와대에서 내려와 '이것으로 해줘'가 되는 것이다. 그 C안이란 우리가 내부에서 '최악의 경우'로서 절대 청와대에 올리지 않은 것과 같은 종류의 것이다. 그런 것이 이 2년여 만에 벌써 몇번이나 일어나고 있다"

― ― 일본에서도 "정치 주도"를 내건 민주당 정권 시대(2009년~2012년)에 비슷한 일이 있었다.하지만 그러한 상태가 되면, 관료들은 리스크를 회피하기 위해 사보타주(태업, 일을 하고는 있지만 실제로는 일을 하지 않는 행위)을 하게 된다.

。지금의 한국도 마찬가지다.우리도, 이것은 국익이 된다고 생각해 준 행동이 비난받거나 하기 때문에, 스스로 적극적으로 움직이지 않게 되었다. 청와대에서 내려오는, 우리의 국익이 될 거라고는 생각할 수 없는 지령을 묵묵히 하는 습관이 생겨버렸다.

하지만 이런 일을 계속하다가는 결국 희생자가 되는 것은 한국 국민이다.정말 창피한 일이다."

대일외교의 전문가가.

-구체적으로 대일외교에 대해 알려 달라.7월 초하루에 일본이 한국을 "화이트국"(현재는 "그룹 A"=무역 우대국)에서 제외한다고 발표했다.이에 대한 한국은 8월 23일 일본과의 GSOMIA(군사 비밀 보호 협정)을 파기하겠다고 통보했다.이 일련의 흐름을 서울은 어떻게 파악하고 있었는가?
 
"우선, 화이트 국가로부터의 제외"에 대해서는, 청천벽력이었다.그 이전에 오사카 G20(주요국·지역)정상 회의가 열리며, 문재인 대통령과 아베 신조 총리와 한일 정상 회담이 성사되지는 못했지만, 아베 총리는 자유 무역 확대를 강조하고 있었기 때문이다. 우리는 '일본으로부터의 진주만 공격'이라고도 불렀다.

그렇다고 해서 일본과의 GSOMIA 종료(파기)에 관해서는 외교부도 국방부도 강력히 반대했다. 왜냐하면 동맹국인 미국의 강한 반발이 예상되었기 때문이다.주한미군이 실질적으로 한국을 방어하고 있는 가운데 정면에서 미국을 거스르는 선택은 생각할 수 없었다.

그런데 문재인 대통령은 8월 22일에 열린 국가 안전 보장 회의(NSC)에서 일도 양단으로 『 일본과의 GSOMIA을 종료시키기 』로 결단했다. 강경화 외무상은 베이징에서 서울로 돌아가는 길이었기에 문 대통령의 의중을 전혀 알지 못했던 것이다.

-그 후 미국은 예상대로 맹반발했다.그러자 8월 28일 한국 외교부의 조 세영(쵸・세용)부상이 해리 해리스 주한 미국 대사를 외교부로 부르고,"실망했다고 말하는 것을 자제했으면"다고 꾸짖었다.

이 광경에는 놀랐다.해리스 대사는 전 인도 태평양군 사령관으로 한미 동맹의 중요성을 누구보다 깊이 이해하고 있는 인물이기 때문이다.한일 GSOMIA 파기로 인해 주한미군의 생명과 안전 위협이 증대되는 만큼 미국이 "실망했다"고 반발하는 것은 매우 당연한 일이 아닌가.

"나도 개인적으로는 동감이다.그때 조 세영 부상이 외교부에서 깊이 생각한 듯한 표정을 짓고 있던 것이 인상적이었다.

조 세영 씨는 대일 외교의 전문가였지만, 동북아 국장을 거쳐서 2013년 외교부를 퇴직하고 있었다.그런 OB을 문재인 정부가 올해 5월 23일 갑자기 부상으로 발탁한 것이다.

조 차관은 외교부 내에서는 인망이 두터운 양심적인 외교관으로 알려지면서 언젠가는 부상이 되어 달라고 원하던 부하들이 많았다.하지만, 여러가지 사정 때문에 출세의 길이 막혀 스스로 사직했다.

문재인 정권은 도쿄에도 베이징에도 근무 경험이 있고 아시아 외교 전문가인 그를 끌어내고 미국이나 일본에 굴하지 않는 외교를 요구한 것이다.조 내정자의 풍부한 경험에서 조언을 받는 것이 아니라 조 내정자에게 청와대의 뜻을 떠받치기 위한 발탁이었다.

그래서 그는 최악의 시기에 부상이 되어 버렸다고 할 수 있다.외교부 내에서는 솔직히 연민의 시선으로 보는 사람이 많다.

한일 관계는 호전될까.

― ― 8월 27일 이낙연 총리는 정부·여당, 청와대 고위 관계자가 참석하는 회의에서 "일본 정부가 부당한 조치를 원상으로 되돌리면, GSOMIA을 재검토할 수 있다고 생각"이라고 말했다.즉 무역문제와 안보문제를 묶어 해결하자는 방안이다.

이 방안에 대해서, 아베 정권의 간부에게 따지면"그것을 말한다면 역사 문제(강제 징용 문제)와 무역 문제와 안보 문제의 3세트이다.원래 한일관계 악화의 원인은 징용공 문제이기 때문에 그곳을 포함하지 않는 한 말이 안 된다고 답했다.

"강제 징용 문제는 문재인 대통령과 조국 법무 장관에게 반일의 원점이다.그것은 박근혜 전 대통령에게 위안부 문제가 반일의 원점인 것과 마찬가지다.

위안부 문제는 버락 오바마 정권이 중개하는 형태로, 2015년 말 한·일 합의가 맺어졌다.하지만 현재의 도널드 트럼프 정권은 한국과 일본의 중개에 노력하는 정권이 아니다.그 때문에, 문정권은 향후 더욱, 징용공 문제를 목청껏 외치게 될 것이다.

덧붙여서 말하면, 청와대는 징용공 문제와 화이트국 지정제외 문제를, 연결시켜 생각하지 않는다.일본이 한국을 화이트국가에서 제외한 것은, 최근 한국의 산업의 규모가 커졌기 때문에, 그것을 때리기 위해서 심술을 부리는 것이라고 보고 있다. 마침 트럼프 대통령이 발전한 중국을 무역으로 때리는 것과 같다. 그래서 무역문제를 징용공 문제와 연계시키겠다는 발상 자체가 없다.

― ― 일본에서는 10월 22일 새 천황의 즉위식 정전의 의식이 진행됐으며 각국 수뇌가 참석하다.한국에서는 이낙연 총리가 일본에 올 것으로 일본 측은 전망하고 있다.이 총리는 과거 동아일보의 도쿄특파원을 지냈으며 지일파로 알려져 있다.이때가 한일관계가 호전되는 전기가 되는 것은 아닌가?
 
"10월의 그 건에 대해서 아직 청와대에서 정식 결정은 나지 않았지만 우리는 오히려 비관적으로 생각하고 있다.이 총리는 일본 측과 흉금을 터놓고 진지하게 대화하기보다는 오히려 일본 측에 강하게 나서 한국 내 인기를 노리지 않을까.

같은 차기 대통령 후보로서 조국 법무장관에게 강한 라이벌심을 보이고 있는 사람이 이 총리다.10월 일본 방문이 실현되면 자신의 존재를 한국 국내에서 어필할 수 있는 귀중한 퍼포먼스의 장으로 생각할 것이다.개인적으로는 이 총리가 차기 대통령이 되지는 않을 것으로 보지만 본인이 야심을 가지고 있는 것은 느끼고 있다.

문재인 정권의 본심

― ― 원래 문재인 정권은 왜 거기까지 "반일"을 관철하는가?

 

"지금 청와대 사람들이 보고 있는 곳은 하나도 북한 둘도 북한이다. 한국 전쟁 휴전 협정 이후 66년이나 계속되고 있는 남북의 대립을 한시라도 빨리 끝내고 싶다.그들에게는 미국과의 동맹보다 북한 동포가 더 중요하다. 지난해 9월 문재인 대통령이 평양의 노동절 스타디움에서 15만명 평양 시민 앞에서 연설한 것은 문재인 외교의 하이라이트로 하면 될 것이다.

그 북한과의 우호 친선을 할 때 남과 북에서 공유할 수 있는 것이 일제 36년의 식민지의 굴욕을 함께 했다는 것이다. 그래서 올해 3월 하루 『 3.1독립 운동 100주년 기념식 』을 남북 공동으로 진행한 것(북측이 불응하자 남북 공동 개최는 성사되지 않았다).

거듭 말하지만 문재인 대통령 이하, 청와대 사람들은 동포의 북한이야말로가 내편이 있어 북한과 적대하고 있는 미국과 일본은 적이다. 그래서 원래 일본과의 GSOMIA는 올해 11월에 종료(파기) 하고 싶었고, 2년 전에 미군이 한국에 배치한 THAAD(종말액 고도 방어 미사일)도 철거하고 싶다.뿐만 아니라 한미 연합군사연습을 영구 중단하고 주한미군도 철수시키고 싶다.미군은 한반도에서 나가줬으면 하는 것이 속내인 것이다.

― ― 그런 것을 진심으로 실현되려 하고 있다면 언젠가 미국은 문재인 정권의 전복을 획책하는 것 아닌가.

"미국이 트럼프 정권이 아니라면, 그렇게 생각해도 이상하지 않을 것이다. 하지만 트럼프 대통령은 백악관에서 누구보다 문재인 정권에 강성이었던 존 볼턴 외교 안보 대통령 보좌관을 9월 11일에 자르고 말았다.

이 소식을 들은 청와대 사람들은 환희했다. 올해 2월 28일 하노이에서 열린 북-미 정상 회담이 결렬된 것은 볼턴 보좌관의 강경 자세가 원인이라고 보고 있었던 만큼 『 볼턴 해임은 우리에게 기회이다 』다는 것이다"

― ― 그런 문재인 외교를 주도하는 것은 외교부 아닌가? 

。외교부는 청와대에서 내려오는 지령을 묵묵히 실행하고 있을 뿐이다.거듭 말하지만 때로는 청와대로부터 요청을 받아 외교정책을 건의하기도 하지만 이들이 채용되는 경우는 극히 드물다.청와대로부터 있을 수 없는 지령이 내려지는 일도 적지 않다.

결론은 단 하나.

― ― 그럼 청와대 안에서는 누가 외교를 주도하고 있느냐?문재인 대통령이 직접 지휘를 맡고 있는가? 

"문재인 대통령은 외교 안보 분야는 경제와 나란히 못 해서 스스로 주도적으로는 돌아가지 않고 있다.그것은 대통령의 젊은 부하들도 마찬가지다.

외교 안보 분야에서 문재인 정권의 최대 중요 인물들은 문정인 통일 외교 안보 특별 보좌관이다.

원래는 김대중 대통령이 미국 생활을 오래 좌파의 사상을 가진 문정인 연세대 교수를 고문으로 『 포용 정책 』(햇볕 정책=대북 유화책을 밀어붙였다.2000년 첫 남북 정상 회담에도 동행하고 있다.

이어지는 암자 노무현 대통령은 외교 안보 문제가 서툴러서, 문정인 교수와 세종 연구소의 또 다른 전문가를 의존하고 있었다.문 교수는 2007년 2차 남북 정상 회담에도 동행하고 있다.

그리고 현재 문재인 대통령은 외교 안보 문제를 문정인 보좌관에 완전히 의지하고 있는 상황이다.9월 9일에도 문 특보는 고려 대학에서 강연하면서 『 한미 동맹을 살리기 위해서 남북 관계가 못쓰게 된 』 『 남북 관계에서의 최대의 장애물은 유엔군(주한 미군 사령부 』 『 우리의 기본은 한미 관계는 아니고 남북 관계 』…… 하고 지론을 말했다.학생과의 질의응답에서는, 서울의 미국 대사관앞에서의 데모를 예찬하는 듯한 발언도 했다."

― ― 후미 마사 히토시 교수에게는 나도 몇년 전에 이야기를 들은 적이 있지만"김정일에 2차례 만났다"라고 자랑처럼 말하다가 통일을 꿈꾸고 있는 느낌이었다.그건 상관없지만 알다시피 북한은 최근에도 단거리 미사일 실험을 반복하고 있으며 이미 핵보유국일 가능성도 높다.우리도 더 경계해야 하지 않을까.

"맞아. 국방부도, 외교부도, 문정인 보좌관에게는 깐깐하다.하지만 지금 한국에서는 『 두 사람의 글 』(문재인 대통령과 후미 마사 히토시 보좌관)는 일심 동체라 해도 과언이 아니다.즉 문 보좌관의 말은 문 대통령의 말이므로 마지못해 따르는 형국이다.

-마지막으로 한일관계를 호전시키려면 어떻게 해야 하는가? 

"결론은 단 하나.2022년 5월 10일까지 가만히 기다려야 한다.이 전날 문재인 대통령이 청와대에서 나가게 되고 있기 때문이다.

즉, 문재인 정권이 계속되는 한 한일 관계가 호전하지 않을 것이다.적어도 더 이상 나빠지지 않도록 한국과 일본의 외교 당국자끼리 의사소통을 도모해 나가는 것이 중요하다.


 

일본의 현대 비스니스가 한국 외교부 관계자와 인터뷰한 내용입니다. 

 

조국 법무부장관 임명과 일본의 화이트리스트 제외 조치에 대한 한국의 입장.. 그리고 지소미아 종료.. 그리고 한국 외교부와 문정인 특보에 대한 이야기가 있습니다. 

 

몇몇은 맞는것 같으면서도 몇몇은 보수쪽에서 주장하는 내용도 있기에 신뢰성이 좀 애매하긴 합니다.

 

당사자에게 물어보는게 확실하겠죠..

 

하지만 외교부 직원이 여러 정권을 거치면서도 자리를 지켰던 사람들이니만큼 태도만큼은 옛 보수정권의 생각을 이어가는 것 같습니다.

 

마지막에는 문재인 정권이 바뀌어야 일본과의 관계가 호전될 것이라고 밝혔습니다. 그럼 바뀐 정권이 강제징용 판결에 대해 어떻게 할 것인지가 나올테니 아직도 정부 내부에는 보수와 진보가 혼재되어 있는게 아닌 대부분 보수의 생각을 가진 이들로만 이루어진거 아닌가 싶습니다.

 

뭐.. 일본 언론사가 이런 공직자들만 찾아 인터뷰를 한 것일수도 있겠지만요..

 

한국 외교부의 뒷배에 문정인 특보가 좌지우지 하고 있다는 주장에서 이미 신뢰성은 별로 없다고 생각되네요..

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